【この記事は 2021/01/24 (日) 12:45 在上海日本国総領事館からのメールの転載です。】
- 1月24日、上海市は、新たに新型コロナウイルス感染症の確定症例が3例確認された旨発表しました。 これで今年に入ってから上海市における新型コロナウイルス国内症例は合計12例となります。
- また、昨日確定症例の発生を受けて、宝山区友誼路街道臨江新村(一、二村)が、「中」リスク地区となりました。
- 当館管轄地域内の各地でも新たな規制が行われたり、諸政策が変更される可能性があります。常に最新情報の入手に努めてください。
- 他省・市においては、「中」」「高」リスク地区からの来訪者に、隔離措置や核酸検査を求めるなどの規制が実施されている可能性があります。目的地の居民委員会や衛生管理委員会に問い合わせる等、最新情報の入手に努めてください。
(春節前後における域外への移動、「中」「高」リスク地区との往来等による隔離措置に関する勧告等)
https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00332.html
- 引き続き、中国当局の発表に留意するとともに、感染への警戒を怠らず、手洗い、人との安全な距離を保つ、密閉された空間や人が多く集まる公共の場所等でのマスク着用を徹底するなどし、感染予防に努めてください。
(感染症リスクのある地域への移動について)
- 「中」あるいは「高」リスク評価は感染症発生状況により変動します。下記の中国国務院のプログラム(以下のリンク)等で確認するように努めてください。
http://app.www.gov.cn/govdata/gov/202003/25/456514/article.html
【発表本文(中国語)】
https://mp.weixin.qq.com/s/YDr84HmlbbAbb_0K79TOPw
https://mp.weixin.qq.com/s/pldnh6Gs9HgFIkBxEKhZxg
【発表文仮訳(抜粋)】
1月24日、上海市は新たに3例の国内新型コロナウイルス感染症の確定症例を報告した。
症例1:
症例1は黄浦区に在住しており,21日に新型コロナウイルス肺炎と確定診断された症例と同居しており,濃厚接触者への核酸検査で、陽性が確認された。上海市の専門家の診察、臨床所見、画像及び検査室の核酸検査結果を総合し、最終的に新型コロナウイルス肺炎の確定症例と診断された。
症例2:
症例2は黄浦区在住で,21日に新型コロナウイルス肺炎と確定診断された症例と母子関係にあり,濃厚接触者への核酸検査で、陽性が確認された。上海市の専門家の診察、臨床所見、画像及び検査室の核酸検査結果を総合し、最終的に新型コロナウイルス肺炎の確定症例と診断された。
症例3:
症例3は黄浦区在住で,21日に新型コロナウイルス肺炎と確定診断された症例の同僚であり,濃厚接触者への核酸検査で、陽性が確認された。上海市の専門家の診察、臨床所見、画像及び検査室の核酸検査結果を総合し、最終的に新型コロナウイルス肺炎の確定症例と診断された。
現在、上記3人の当市での濃厚接触者5名が追跡調査され、いずれも集中隔離観察が実施されている。また、症例が活動していた場所は末端消毒が行われている。
なお、疫学調査によると、3例の市内確定診断例が関与している場所は以下のとおりである。
黄浦区:昭通小区、昭通路65号店舗、味中味餐館、中福世福匯大酒店、淳欣生活超市北京東路店、永寿路172号、厦門路243弄。
注:判明した濃厚接触者はすべて隔離医学的観察を行い、確定診断例のある場所などを現地に通知し、消毒対策を厳格に実施した。
(問い合わせ先)
○在上海日本国総領事館
(管轄地域:上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省)
住所:上海市万山路8号
電話:(市外局番021)-5257-4766(代表)
国外からは+86-21-5257-4766(代表)
FAX:(市外局番021)-6278-8988
国外からは+86-21-6278-8988