2020年3月28日の衝撃の中国入国禁止措置から早半年が経ちました。
いまだに新型コロナウイルスは全世界で猛威を振るっていますが、日中間の往来は徐々に緩和されています。現在(10/27)は、外国人でも有効なビザがあれば新たにビザ申請をすることなく中国に入国することができます。しかし入国後の14日間の隔離は引き続き実施されています。
今回、10月9日に出張で上海に来られたY様のご協力で、中国渡航当日とその後の隔離生活の様子の記録を公開させていただきます。K様、ありがとうございました。
これから上海に来られる方の参考になれば幸いです。
注意
①日本出国から中国入国の事前準備
1)携帯に必ずWeChatをインストールが必要です。(必須)
※ガラ携やスマホを持っていない人、WeChat をインストールしていない人は入国できません。
2) 「中国海关出入境健康申报」等の中国への申請書は名前を含めて必ずローマ字で全ての記入が必要です。
※申請書に記入する必要な情報は、必ず事前にデータで携帯内かプリントしたものを用意すること。ホテル名、ホテルの住所、現地の連絡者名とその携帯番号の情報も準備し直ぐに入力できるよう準備しましょう。
3)現地到着の24時間前から入国で必須な「中国海关出入境健康申报」の申請が可能。
チェックイン後に搭乗まで時間が有るので、中国で使用する携帯で入力し、申請後に発行されるQRをスクリーンショットを撮って必ず保存をしておきましょう。
※入国時にこのQRの提示を求められ、もし無いと入国できません。
4)現地で繋がる携帯番号は必須。もし無ければ、直ぐに携帯で確認出来るメルアドを設定しきましょう。
5)日系以外の飛行機では日本語がしゃべれるCAは搭乗していないので、最低限の英語か中国語は必要になります。
6)現地の空港では英語は全く通じないので、言葉が分からない人は中国語が判る日本人とか中国人に手助けして貰う必要があります。
7)現地に入国後に、別のQRを取得する必要があります。
これも出国前に申請をして、そのQRをスクリーンショットを撮っておくと現地でスムーズにその後の手続きを進めることが出来ます。(このQRを到着後最初のQRを提示した後は全てこの2番目に取得するQRに変更となるので注意。)
8) PCR検査結果の原本とコピーを数枚携帯しましょう
check-in前の事前確認で、原本とコピーの提示。
その後、check-in時には、コピーをx1枚提出。
②成田空港 搭乗までのレポート
2020年10月9日(金) 10:30 成田空港到着。
2020年10月9日(金) 10:35
Economyの例に列ぶ。2人目。
2020年10月9日(金) 11:00
グランドスタッフが、下記の資料の記入とPCR検査結果(原本)とコピーの所持の確認。
2020年10月9日(金) 荷物チェック
2020年10月9日(金) 12:00 Check-in
2020年10月9日(金) 搭乗前
2020年10月9日(金) 搭乗
はCAが大変親切に入力を手伝ってくれる。
③浦東空港 到着後のレポート
2020年10月9日(金) 入国1(入国〜QR取得〜PCRへ)
2020年10月9日(金) 入国2(PCR検査〜荷物受取)
2020年10月9日(金) ホテル選別
ホテルの選択へ。駐在者は居住場所の「区」を選びます。
出張者の方は隔離後の次のホテルの場所を事前に確認してきましょう。
Passportの提出、ホテルにチェックインするまで返却してもらえません。
2020年10月9日(金) ホテルへ移動〜衛生申告
ここで配布される書類は隔離期間終了時時に提出するので重要
WeChatでの毎日2回(09:00と16:00) に検温報告が必要になります。
2020年10月9日(金) ホテルチェックイン
全季酒店(淮海路店) ※ホテルは選べません
400元/日·朝食のみ
昼·夜ご飯は50元/日(2食) ※10/9の夕食はなし。10/10の朝食は無し。
※冷蔵庫ドライヤーなし
②隔離生活編へ続きます。